さて、『デジタル遺品』のトラブルと対策2です。
大倉佳子税理士事務所【所沢市・女性税理士・元国税職員・個人から法人そして相続までワンストップで提供】です。
社会生活=デジタルとは共存関係
だれもが どこかで 何らかの形でデジタルを使っていますよね
だからこそ、前もって対策しておきたいものですね💻
【第2回】
1 銀行・証券会社などのネットバンキング情報
⚠ネット銀行に故人の口座があったことを遺族が知らないまま放置していた。故人が生前、ネットのFX取引で損をしていたことから遺族に追加金の請求がされた
対策として♦ネットバンキング口座や加入している保険、投資など家族がわかりやすいように書面でまとめ、わかりやすい場所に置く
♦FXや仮想通貨など遺族に損金が請求される投資もあります。事前にリスクを調べましょう!
2 SNSのアカウント情報
⚠故人のFacebookのアカウントが乗っ取られた
故人のSNSアカウントに亡くなったことを知らない人からのコメントやメッセージが貯まる
Facebook、twitter、Instagramは、年齢を問わず発信し受信しているツールです
対策として♦SNS利用は「エンディングノート」に
♦FacebookやInstagramでは家族からの申請で「追悼アカウント」に変更か、アカウントの削除のできます
3 ネットサービスの情報
ブログ、ネットショッピングのアカウント、ゲームなどです
⚠課金ゲームを楽しんでいた故人のサイトで、死後も課金されていた
ネットショッピングのクレジットカードの年会費が死後も引き落とされていた
対策として♦インターネット上のサービスやカードなど、解約すべきものは、わかるようにしておきましょう
♦会員番号やパスワードなど必要になる場合がありますので、これらも家族がわかるように
トラブルを回避するためには、家族の中では、何をやっているのかを把握することは大切ですね
お互いをわかっていることがトラブル回避の第一歩ではないでしょうか